クラウドソーシングサービスはどの程度稼げるのか?〜自分の事例〜

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はじめに

Twitter上で度々クラウドワークスやランサーズなどクラウドソーシングをdisっている僕ですが、実は僕のクライアントの半分くらいはクラウドソーシングで出会ったWEB制作会社かデザイン事務所だったりします。

クラウドソーシングサービスの世界では市場価格の破壊が進んでいます。先日Twitterにライターの価格破壊がとんでもない事になっているという記事が流れてきましたが、WEB制作も同様の現象が起きています。

「安すぎる!」「仕事がない!」クラウドソーシングサイトの乱立で、在宅ワーカーが泣いている! – NAVER まとめ

クラウドソーシングサービスの理想として「発注者」と「受注者」をマッチングして直接つなげる環境だと思う。そして、それが他県や海外にまで及べばこれほど素晴らしい事はないと思う。

でも、理想は理想。もう既に現実はその理想を打ち消そうとしています。

さて、ここまで書いてきましたが、フリーランス達はそもそもクラウドソーシングサービスだけで食べていけるのか?もしくは主力の収益源として機能するのか?というのを自分を例にして考えたいと思います。

クラウドソーシングで売り上げ額

僕のクラウドソーシングサービス(だけ)の最高売上は

月だと38万
日だと5万
時給だと7000円

大体これくらいです。

ちなみに、月の部分はクラウドソーシング上で出会ったクライアントが別の案件も発注してくれたので、その金額も入れています。

案件を選ぶ際に重要視した6つのポイント

  • 案件の種類は絞る
  • 継続的にお付き合いできそうな会社を選ぶ
  • 直案件は避ける
  • WEB制作会社か個人のWEBデザイナー事務所のみ受ける
  • 技術力が高い所は避ける
  • クラウドワークスやランサーズは使わない

重要視したポイントはこの6つです。

案件の種類は徹底的に絞る

まずは案件の種類は徹底的に絞ります。

僕の場合は基本的にWP案件のみに応募していました。

ひたすらWP案件のみを受注して実績と経験を増やすことに、この1年注力してきました。

HTMLコーディングも工数がかからず、単価が良さそうな場合のみ応募していました。

継続的にお付き合いできそうな会社を選ぶ

これは誰もが望んでいる事なので説明はいらないですね。毎回毎回新規ばかりなのは安定しないので継続的にお付き合いできる会社を探すのは当たり前です。

後、これは単価を上げるコツというか、比較的一緒に仕事をしているとお互いペースを掴んできて作業効率が格段に上がっていきます。

そうすると、自分の単価がドンドン上がっていくので継続的にお付き合いできる会社を作るのは売上げの安定や単価を上げるという意味でも重要だと僕は思っています。

直案件は避ける

この直案件を避けるというのは少し説明が必要かもしれません。

まず、僕は今までの経験から低価格を要求する人ほどトラブルになりやすいと思っています。

先ほど書いたようにクラウドソーシング系の直案件はかなりの率で低価格の為、恐らくトラブルになりやすい、若しくは作業の割が合わないケースが殆どだと思っています。(まあ、高かったら割が合うか。)

クラウドワークスとかだとスカウト機能があるようですけど、これは既に実績のある人が選ばれるので、これから参入するのは厳しいと考えています。

WEB制作会社か個人のWEBデザイナー事務所のみ受ける

これは「技術力が高い所は避ける」とセットで説明します。

先日の記事で僕は下記のような事を書きました。

「お客さまに提案をしたいけど、何かいい案はないか?」
「WPでこういう依頼が来たんだけど、どう対処すればベストか?」
「どうすれば、お客さまが更新しやすくなるか?」

など、WP関連についてノウハウ不足の会社様向けに
わかりやすく提案をさせていただます。

技術力の高いところでは、僕の強みを生かせません。

クラウドワークスやランサーズは使わない

この理由は主に2つです。

一つは先ほどの実績の話です。

クラウドワークスやランサーズのシステム上、既に実績を上げている人がアドバンテージを持っています。

既にネームバリューを持っている人なら、その中に参入する事は可能だと思いますが、僕の状況では不可能と判断しました。

2つ目の理由はシステム手数料です。サービス運営なのでシステム手数料を取られるのは仕方がないし当然だと考えています。

しかしながら、ただでさえ安い金額からシステム手数料を持っていかれると金額的にかなり厳しいのです。

まとめ

まとめます。

現状を考えると殆どの人がクラウドソーシングサービスのみで生活する事は難しいと思います。

できたとしても、それは一部のクラウドソーシング上で結果を出せた人に限ると思っています。

ただ、直案件を毎回クラウドソーシングサービスで受注するのではなく定期的なお付き合いができる会社を探すなら、まだまだ余地があるのではと僕は考えています。

でも、欲を言えばクラウドソーシングサービスの理想が叶うといいな〜。

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