クリエイター交流会を始めたキッカケ

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こんにちはLastCardのイナフクカズヤです。

僕は毎月1回「仕事につながる交流会」をコンセプトにしたクリエイター交流会を2年前から主催しています。

クリエイター交流会を始めた経緯は、フリーランスに成り立ての人、法人を立ち上げた人との交流が増え始めていたので、この人たちを纏めて飲み会を開催すれば長所短所を補える仕組みが作れるのではないか?と考えたからです。

Contents

クリエイター交流会の初期

交流会の立ち上げ時期はクリエイター交流会という名前ではありませんでした。

この頃はコンセプトもあやふやな頃で、フリーランスになった人、法人を立ち上げたばかりの人、独立に興味のある人を集めようと考えていました。

参加メンバーも最初に集まってきてくれていた人達がメインです。身近な人達を合わせようということで始まった交流会だし、まあいいか、というのが当時の僕の気持ちでした。

クリエイター交流会のマンネリ化

半年も経つと僕の中でクリエイター交流会はマンネリ化していきました。参加者の人達は身近な人達との定期飲み会という位置付けもありましたが、このままだと、この会はダメになるなと確信していました。

悩んだ末に僕はカンフル剤を打つことにしました。僕のクライアントにお願いをして参加してもらえないか?を打診したのです。

最初はダメかなー。。と断られる前提でお願いしましたが、快く来てくれることになり、知人のエンジニアやデザイナーの人も誘ってきてくれました。

この時の僕は嬉しい反面、ちょっと不安を抱いていました。全く面識のない人達が交流をして、うまく話を回せるのだろうか?来てもらうだけの価値を提供できるのだろうか?と。

不安を抱きながら交流会を向かったのをよく覚えています。

結果としては大成功でした。話を聞いてみると在宅のフリーランスの人が9割で周りとの交流がない人がほとんどでした。

この話を聞いた時、「あー僕だけじゃないんだなー」と思いました。僕も在宅のWordPressエンジニアです。打ち合わせはオンラインで済ませるため、打ち合わせのために外に出ることはありません。

また、勉強会や他の交流会にも参加しないため、他の方との交流が一切ないんですよ。だから、誰かに誘われるということがない限りは交流が一切なくなってしまいます。

だったら、僕がその問題を解消できる交流会を開催すればいいのではないか?交流会といえば「仕事」と「出会い」です。

そこに、僕の交流会に来てくれそうな法人の方、フリーランスの方を考えるとクリエイターというセグメントがピッタリきたので、「仕事につながるクリエイター交流会」という方向性でいくことにしました。

クリエイター交流会の運営方針について

クリエイター交流会を開催する上でいくつか決めなくてはいけないことがあります。それが運営方針です。

その時に決めた内容が下記です。

  • 発注・受注者のバランスを取る
  • 集客にイベント登録サイトは使わない
  • 主催者がマッチングするまでの架け橋をする
  • 急激な拡大は目指さない
  • 定期開催をすること
  • リピーター率を重視する

発注・受注者のバランスを取る

発注者と受注者のバランスをとることを心がけています。

交流会では、参加しても仕事につながるわけない。と言われているのは圧倒的に仕事がほしい受注者の人が多いためです。

発注者と受注者のバランスを半々、気持ち発注者の人が多いくらいのバランスがちょうどいいと思っています。

現時点では、発注もするし受注もするというタイプの人が増えてきています。

集客にイベント登録サイトは使わない

集客にはイベント登録サイトを使わないようにしています。サイトを使って集客する場合、発注・受注者のバランスが取りづらくなります。

その為、集客は僕が実際にお会いした人・SNS上で絡みがある人、もしくは参加者からの紹介のみにしています。

今はTwitter上で参加者募集をしていますが、場合によってはお断りすることもありますし、仕事になる可能性はゼロですとお伝えした上で参加していただいてます。

主催者がマッチングするまでの架け橋をする

発注・受注者のバランスをとると、仕事の話になることがあります。今度お会いしましょうとか、具体的な案件のお話をしましょうなどです。

具体的な案件のような話が出た場合ですが、参加者の自由意思に任せると9割がた流れます。

じゃあ、どうしたらいいのか?というと、交流会を終わった後に、僕から直接声をかけます「あの件どうですかね?連絡とってもらえると僕も嬉しいです!」という風に送ると、具体的な案件が始まる率は高まります。

結局最後の一押しがないとなかなか仕事関係ってなりづらいんですよ。そこは主催者がフォローすべき部分だと思っています。

急激な拡大は目指さない

マッチングするまでの架け橋は少人数であればあるほどやりやすくなります。2時間〜3時間では話をできる時間も限られてきます。

その為、急激な拡大をすると僕の目が届かなくなります。リピーター同士であれば少しづつ交流を深めていきお互い仕事になる可能性もありますが、初めての方でグイグイいける人は多くありません。

むしろ、グイグイ行く方は嫌われます。

初めての方をフォローする為には、ある程度の時間が必要です。そのため急激な拡大はしないようにしています。

リピーター率を重視する

上記の結果がリピーター率です。

満足度が高い・もっと上を目指せる・もっと楽しいことになりそう。

クリエイター交流会は、これらの総合値の結果だと考えています。

あと、リピーターの人が安定的に来てくれると集客もしやすくなります。精神的に安定しやすくなりますね。

今後のクリエイター交流会について

上記が始めた時の運営方針です。

今ではちょっと変わっている部分、できていない部分もありますが、7割〜9割はリピーターなので、まずまずの結果だと考えています。

最近は株式会社ラテラのオフィスをお借りしたり、仕事につながるだけでなくインターンが決定したりなど結果の幅が広くなっています。

そして、駆け出しの学生も参加してくれるようになったり参加者の幅も広がってきたなという印象です。

今後もあまり運営方針は大幅な変更をするつもりはありませんが、変化しないと参加者の人に飽きられてしまうので、その辺りは柔軟に対応します。

今後やっていきたいことは下記です。それについては、またいづれ記事にしたいと思います。

  • クリエイターのインタビュー
  • 協力してくれている企業のインタビューや取材
  • アウトロータイプの実力派クリエイターに来てほしい
  • フリーランスのチームを作る仕組み
  • ベンチャーやスタートアップが立ち上がる仕組み

以上です。ありがとうございました。

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