■はじめに
先日WishScopeに下記のお願いを投稿させていただきました。
その中で「つながる名刺帳Eight」について書いて欲しいという依頼をいただきました。
NPO活動やWEBサービスなどの記事を書かせてください[お手伝い No.15564]|WishScope [ウィッシュスコープ]
早速ダウンロードして使用させていただきました。
■つながる名刺帳Eightとは?
ビジネスの場での名刺交換
イベントでの名刺交換
人からの名刺交換
沢山名刺交換するときに名刺の管理は大変ではないですか?
手入力は数が多いので大変ですし、OCRだと正確に読み取れない場合もあります。
「つながる名刺帳Eight」はそんな人のためのサービスです。
名刺を写真撮影して、サーバーにアップするだけで
運営会社さんのほうで人力で手入力をしてくれます。
では、実際どのように使うのか?試してみました。
■つながる名刺帳Eightの使い方
▲まずはいつものようにアプリを立ち上げるとアプリ名が表示されます。
▲まずはユーザー登録をしなくてはいけません。
ユーザー登録かFacebookを利用できるので僕はFacebookを使用します。
▲ここからチュートリアルが始まります。
まずは自分の名刺を登録するところからです。
右上の光っているところをタップしましょう。
■タップすると自分の名刺を撮影するように促されますので
自分の名刺を赤い枠の間に収めて撮影をします。
(とりながらキャプチャ撮ってるのでブレてるのはお許しを!)
▲データ化が完成するとメールで送ってくれるというアナウンスが流れます。
ここは「閉じる」ボタンをクリックしておきましょう。
▲ホーム画面に戻った後は再度プロフィール部分をタップします。
中身が確認できるので問題がなければホーム画面にもどります。
その後、カメラのマークをタップして今度はいただいた方の名刺を同じ作業で
撮影します。
▲名刺の撮影を終了すると人力データ入力の説明が開始されます。
通常写真を撮影しただけで文字まで読み取ってくれるOCRのアプリケーションは
全ての文字を認識してくれるわけではありません。
その欠点をこのアプリは名刺データをサーバーに転送して人力で
住所入力を行ってくれるようです。
20年ほどまえにハイパーネットで有名になった「板倉雄一郎」さんが
IMSサービスというコンピューターを使って広告の検証や
通信販売の受注を行うサービスがありましたが、そのサービスに近いイメージを持ちました。
ちなみにIMSはユーザーが電話をかけると自動で質問してくるので
ユーザーはその質問に答えます。
録音したデータはスタッフが人力でテキスト起こしをするサービスです。
住所データなどはある程度データベース化することによって
スタッフの能力が高くなくても問題なかったようで、
当時は画期的だったと聞いています。
▲人力データ入力の説明が完了すると「リンクのリクエスト」について
説明が始まります。相手の名刺を登録すると相手のプロフィールと
自分が撮影したデータをリンクできます。
何か変更があった場合に自動でアップデートされます。
又、「つながる名刺帳Eight」を使用していない場合はお誘いメールになるようです。
送りたくない場合はリンクをはずして「サーバーへ送信」をタップします。
▲後は、自分の名刺と同様相手の名刺も確認します。
翌営業日にはデータ化されてメールにて知らせてくれるようです。
以上で作業は完了です。
■Facebookとも連動
Facebookとも連動しているので
お友達の中にEightユーザーがいる場合
自動で名刺帳にデータが蓄積されます。
■名刺交換を沢山する人には便利
実は先日知人と話をしているときに
名刺管理について話をしていました。
僕がよく参加している「つながるカンファレンス」や
「No Second Lifeセミナー」に参加していると
1日に何十枚もの名刺を交換することになります。
この管理どうしてる?となったとき
諦めます!と答えました。
僕などは名刺交換をたくさんするから思うのですが
沢山名刺があると管理するのが大変です。
一人一人データ入力を行えば時間がかかるし
OCR機能ソフトを使用してもデータが正常に読み込めない場合があります。
その点、このソフトなら撮影するだけで
データを入力してもらえるのであれば非常に有難いアプリだなと感じました。
■ユーザーが気にするのはセキュリティ
懸念点はやはりセキュリティですね。
開発されている三三株式会社は有名な法人向け
名刺管理サービス「リンクナレッジ」を運営されている会社です。
その為セキュリティノウハウは相当なものです。
中途半端な企業のサービスを使うよりかは信頼性が高いと感じています。
ただ、こういうオンライン上のサービスに登録されるのを嫌う人もいます。
その人達の名刺は入力しないなどある程度ユーザー側で
気をつける必要はあります。
■収益化について
収益化についてはプレスリリースに書いてありました。
サービス開始年度となる2012年は、会員獲得目標を100万人と設定。
2012年2月28日の一般公開を皮切りに、Androidアプリのリリースや、
メールの一括配信、人事異動ニュース等の外部サービスと連携した
有料プレミアムサービスを提供していきます。
ユーザーが増えてから有料サービスを提供していくパターンが増えてきましたね。
非常に楽しみです。
■さいごに
僕みたいな人間にとっては非常に有益なサービスです!
名刺管理に困っている人は是非試してみてください。